がんや心筋梗塞・脳卒中を予防し、予後を改善する(生存期間を延長する)効果を短い治療期間で実現する、驚異の心理療法を紹介する。 「オートノミートレーニング」は、「自律性」または「セルフレギュレーション
統合失調症からの回復と自立に向けて、具体的にどのように治療し、患者さんはどのような日常生活を送ればよいのか。長年、統合失調症治療の専門家として患者さんへの指導や助言を行ってきた著者がたどりついた「統合
統合失調症患者の突然死は、抗精神病薬の出現以前から報告されており、死亡の中でも大きな割合を占める。これには 統合失調症そのもの、健康的とは言えない生活スタイル、不十分な健診や慢性疾患治療、そして抗精神
アルコール依存症とはどんな病気か社会生活の崩壊アルコール依存症者の心理アルコール依存症からの回復抗酒剤の作用、副作用欲求と不安感情酒をやめる気になってもらうために家族にできること家族が誤りやすい点
ADHDの治療についてよく知りたい。本書では、ペアレント・トレーニング、学校教育における対応、地域ネットワークの活用、薬物療法、行動療法など、さまざまな領域における治療・援助法の現状を紹介する。落ちつ
「社会恐怖」は、社会生活の中で、人が自分をどう評価するかということに恐怖を抱き、赤面、発汗、震えなどの様々な症状が表れる不安障害のことである。本書は、治療者向けガイドと患者さん向けマニュアルで構成され
抑うつを自分で克服できる名著「いやな気分よ、さようなら」を基盤に、読者が認知行動療法の基本原則に則って10日間の日常練習を行うことで、自分自身の考え方の歪みに気づき、それが修正され、心の様々な問題が解
物語で理解するパーソナリティ障害のすべて 本書は、パーソナリティと性格に障害を持つ人たちの臨床上の特徴や生物学的側面、心理学的側面、アセスメント、そして治療について、30年に及ぶ臨床経験から独自の見解
SST(社会生活技能訓練)の創始者、リバーマン博士による、精神障害リハビリテーション理論と技術の集大成! SSTの創始者、リバーマン博士による精神障害リハビリテーションの集大成が,SST普及協会の総力
パニック障害と広場恐怖について、治療者向けガイドと患者さんのためのマニュアルで構成。本書の最大の特徴は実践性にあり、治療者向けガイドは、精神科医及び臨床心理士の実践に直結、 患者さん向けマニュアルは、
弁証法的行動療法(DBT)は、自分でうまく制御できない、激しくつらい感情を抱えて苦悩する人々を援助するために開発された治療法で、特に境界性パーソナリティ障害を持つ人に有効です。DBTは、非常に効果的な
「動機づけ面接を学ぶには、どうすればいいでしょうか」に対する答えが本書にある。 動機づけ面接(MI)は、その効果が実証的に証明され、近年、爆発的に関心が高まっている臨床的方法である。動機づけ面接の腕
なぜドパミンD2受容体が増加すると再発しやすくなるのか、そして治療抵抗性になるのか? 本書は、ドパミン過感受性精神病の機序と予防法、治療法を提唱する。 統合失調症の初発時には抗精神病薬により精神病症状
依存症をはじめ、「行動の変化」が必要な人を援助する技法として世界標準となっている動機づけ面接法。この応用編では、様々な対象(思春期青年期、カップル、重複障害など)、状況(グループなど)、領域(医療、保
治療抵抗性統合失調症治療における最後の切り札であるクロザピンは、上市以来5年、その使用に拍車がかかりつつある。クロザピンの有効性を最大限に発揮させ、さらに精通し、リスクを乗り越え、回復に導くためのバイ
本書は「もういちど自分らしさに出会うための10日間」を集団認知行動療法の場で使用するセラピストのために書かれたものです。集団への臨床経験がなくても、本書に則って治療を進めることで治療を成功に導くことが
第1章 精神分裂病を「わかる」とは?―精神医学への「神経記号論」的アプローチ第2章 生理・心理学的接近はどこまで可能か?第3章 生物学的精神医学における分裂病概念について第4章 覚醒剤精神病から分裂病
うつ病からの回復において、様々な医療施設や作業所などでの実践例などを元に、作業療法や認知行動療法、グループワークなどの技術を紹介しながら、主に就労支援や職場復帰に繋がる具体的なリハビリテーションに焦点
小児・思春期のうつ病や不安障害の予防など様々な面から注目されてきているresilience(回復力)は、生物学的なレベルから心理社会的なレベルまで含まれる幅広い概念である。今回は、遺伝子レベルから薬物
《目次より》 【展望】 薬物療法における心理教育的アプローチの臨床的意義…後藤雅博 川嶋義章 染矢俊幸 【特集】薬物療法の導入・継続にあたってどのような心理教育的アプローチが必要か? 統合失調症におけ
《目次より》 【展望】 我が国の抗精神病薬多剤併用大量投与を克服するために…浦田重治郎 【特集】多剤大量処方の減量・単純化 多剤大量投与の減量単純化の方法…助川鶴平 多剤大量処方の単剤化・減量化におけ
統合失調症の薬物療法における興奮性アミノ酸仮説の歴史的変遷を展望する。特集では病態モデル、様々な臨床エビデンス、PCP精神病の文献的検討、NMDA受容体の臨床エビデンス、当仮説に基づく新薬開発の現況と
第二世代抗精神病薬は統合失調症以外への有効性が数多く報告されている。本特集では、第二世代抗精神病薬の適応拡大の現状と可能性を展望し、続いて双極性障害、単極性うつ病、神経症、パーソナリティ障害、認知症、
次世代に登場するであろう向精神薬の可能性を探る画期的特集! 抗精神病薬(グルタミン、グリシン)、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬(メラトニン、5-HT2A)、抗痴呆薬など、既存の概念を超えた新世代向精神薬の
わが国に治療抵抗性統合失調症治療薬であるclozapineが導入されて3年以上が経過し、海外の文献でしか知り得なかったclozapineの使用経験が増えつつある。わが国での現時点までの経験を基に、cl