オオカミが日本を救う!: 生態系での役割と復活の必要性

オオカミが日本を救う!: 生態系での役割と復活の必要性

作者
丸山直樹
出版社
白水社
语言
日语
装帧
单行本-精装
ISBN
4560083428
重量
481 g
电子书格式
epub,pdf,txt,azw3,mobi,fb2,djvu
下载次数
3307
更新日期
2023-04-11

ニホンオオカミ絶滅の実態とそれによる自然破壊を詳述し、真のエコロジーに立脚しつつオオカミ再導入に対する全ての疑問・誤解に答える。頂点捕食者の復活を全国民に訴える渾身の全18章! 日本の自然生態系の荒廃が、北は北海道から南は屋久島まで深刻だ。主たる原因はニホンジカの激増である。シカは多くの植物を食べつくすまで増え続ける。下草ばかりか原生樹や植樹を食い荒らし、自然界に異変をもたらすのだ。日光ではシラネアオイやニッコウキスゲが危機に瀕し、山地ではライチョウや小鳥、小動物も激減、さらには各地で裸地化や土砂流出が発生し、まさに国荒れなんとすである。こうした現状に警鐘を鳴らし、絶滅した頂点捕食者オオカミを再導入すべきだとしたのが07年刊の『オオカミを放つ』(丸山他編著)であり、大反響を呼んだ。本書はその第二弾である。オオカミの生態や捕食効果、明治政府による根絶の過程を詳述し、さらには前著刊行後に寄せられた全ての疑問・反論──「オオカミは人や家畜を襲うのではないか」「日本のは固有種だったのでは?」「マングース導入の失敗をどう考えるか」「導入候補地はどこなのか、そもそもあるのか」等々に対し、最新の科学的調査や真のエコロジーに基づいて丁寧に答えていく。偏見にまみれた識者・行政の対応に接しながらも、論理的思考を信じて全国民に頂点捕食者の復活を訴える編著者の思いは熱く、かつ深い。渾身、畢生の全18章! ▼目次まえがき第1部 日本でのオオカミ絶滅の時代とその原因第1章 日本でのオオカミの絶滅第2章 明治時代、東北地方で行われたオオカミの駆除第3章 オオカミを守れなかったオオカミ信仰第2部 オオカミ復活の必要性第4章 オオカミ復活の必要性第5章 里山や人工林の手入れとオオカミ復活のどちらが先か第6章 増えすぎたシカは森林生態系を破壊第7章 復活オオカミはカモシカを救う第3部 オオカミの分類・生態・捕食効果第8章 日本のオオカミはハイイロオオカミ──ニホンオオカミは固有種ではない第9章 オオカミによるシカなどの被食者に対する個体数調節効果第10章 狭い日本にオオカミの居場所はあるのか第11章 島でオオカミは生きられるか第12章 オオカミ再導入とマングース導入は大違い第4部 オオカミ復活と獣害防止第13章 猿害対策としてのオオカミ導入第14章 イノシシ害とオオカミ導入第15章 ジビエで獣害は防げるか第5部 オオカミによる被害第16章 オオカミは人を襲わないか第17章 オオカミと狂犬病第18章 オオカミによる家畜被害発生の可能性あとがき

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