認知症 家族はどうしたらよいか:症状·診療·在宅ケア·介護保険 不安を抱え込まないつきあい方

●内容紹介「ひょっとして、認知症……?」認知症を疑い始めた初期段階、家族にとっては戸惑いの連続です。ご飯を食べたことを忘れてしまう、家族の名前すら出てこない、わけのわからないことを言い、突然怒りだす……。不安から思い詰め、感情的になってしまう前に、認知症について正しく知りましょう。周囲には理解できない行動も、病気によるものだけでなく、実は本人の不安や苛立ちから来ている場合があります。家族と同じく、認知症の人も自分の変化を受け入れられず、混乱しているのです。認知症の人とそれを支える家族が、介護というストレスが溜りがちな毎日のなかで、少しでも笑顔で過ごすためにはどうしたらよいか。この本には、具体的な介護の各場面でお互いの負担を軽減する対処法が書かれています。介護は「一人で抱え込まないこと」が大切です。相談できる人を見つけ、困ったときはこの本を開いてみてください。●目次第1章…発症と家族の気づき――最初の戸惑い、混乱を乗り切りましょう家族が認知症と出合うとき/最初の不安や戸惑いを乗り切るために第2章…受診と病気の確認――本当に認知症なのか、どんな認知症かを確認しましょうまず、家族なりの見極めをつける/本人を病院に連れていく認知症のタイプや種類で違う症状と対処法第3章…介護の態勢作り――認知症だと診断されたら、介護の態勢を整えましょう誰が、どこで、どう世話していくか/具体的な態勢作りは「要介護認定申請」からサービス内容はケアマネージャーと相談/「施設」への入所を希望するとき第4章…日常の介護――できることは自分で、できないことは控えめにサポート認知症の人を日常的に介護する/家族の側でストレスをため込まないために日常生活での介護の仕方第5章…介護者の悩み――「限界」を感じたら、外部に助けを求めましょう家族が「限界」を感じるとき/限界を超えないために第6章…「希望」のありか――ある介護·被介護体験と、若年性認知症の方の想いから認知症の夫と二人で生きる/若年性認知症を生きる

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