スーパードクターのスゴワザで、肩こり・首こりをスッキリ退治! 「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)「ここが聞きたい! 名医にQ」(NHK教育)「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系列)などで人気のドクターがやさしく教える、肩こりの原因・メカニズムと治し方のすべて。 医学的知識にもとづいた身体のリセット術で、あきらめていた肩こり・首こりを根本から治し、こりにくい体を無理なくつくることができます。オールカラーイラスト解説でわかりやすく、今日からすぐに始められます! 本書「はじめに」より 「肩こりを何とか治したい! 」 これってほとんどの人が感じている悩みでは? そもそも、なぜ肩がこるのでしょう? 生物の進化の歴史の中で、人類は二本足の直立歩行を獲得してきました。それまでは四つ足移動だったので、移動するときには、地面に対して上体の重さを支える筋肉の強さが必要でした。 とくに肩のまわりの筋肉や、腕の筋肉を強く使う必要がありました。 また、前を見て獲物を狙い、固い物を噛み砕くためにも首周りの筋肉は強く発達していました。 それが今ではどうでしょう。 二本足へと変化し、手に体重をかけて活動する機会もめっきり減りました。 肩まわりだけでなく、首・腰の筋肉までが弱くなってしまいました。 大人では、首から肩にかけての筋肉によって、約5㎏の頭と、約8㎏の両腕を支えなくてはいけません。これは、実に大変なことです。 その上、文明社会の進歩が、ストレスを増大させて精神的疲労を蓄積させ、繰り返しの単調労働が肩や腰の局所的な疲労を蓄積させ、さらには運動と睡眠と栄養のバランスを崩させ、運動不足の人も増え、肩こりや腰痛などで悩む人は後を絶たない状況です。 本書は、このような悩みの中でも、とくに「肩こり」や「首こり」に悩む人を一人でも救うための本です。 毎日の生活の中で、正しい医学的理論に裏付けられた方法で「肩こり」は治っていきます。 「正しい医学的理論」これが大切なのです。 いろいろな雑誌をつまみ食いしても、テレビの情報番組を参考にしてもよくはなりません。 私自身、雑誌やテレビで肩こりについて説明していますが、誌面ページの都合やテレビ番組の時間的制約のため、伝えられる内容はかなり制約されてしまいます。そういったメディアから得られる情報源は限られたものであるとの認識が必要です。 肩だけをみてもダメですし、肩甲骨だけに注目してもダメ、ストレッチだけを行ってもダメ、マッサージだけに頼ってもダメ、筋トレだけでもダメなんです。一般的な肩こり体操はもっとダメです。人によって、やっていい体操と、やってはいけない体操があるのです。 つまり、正しい医学的理論、すなわち解剖学、生理学、運動学、理学療法に基づき、からだ全体をとおしてバランスを調整することが何よりも大切です。 からだを全体的にとらえ、心身全体のバランスを整える中で、肩こりは解消していきます。 この本の情報量はとても豊富です。ほかの本や雑誌では満足できない方には、本当におすすめの一冊です。 まずは、パラパラとでかまいませんから、一通り目を通していただければ興味がわくと思います。 自分の悪い点を知り、正しい方法をあきらめないで継続すること、これが何よりも大切です。 肩こりはもう、こりごりですよね。 自分の力で、肩こりとはこんりんざい、さよならしましょう!
肩こりにさよなら! ──あきらめていたすべての人へ EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。