関係性における暴力:その理解と回復への手立て

関係性における暴力:その理解と回復への手立て

作者
浅野恭子
出版社
岩崎学術出版社
语言
日语
页数
248页
装帧
单行本-平装
ISBN
4753308057
重量
322 g
电子书格式
epub,pdf,txt,azw3,mobi,fb2,djvu
下载次数
5771
更新日期
2023-06-01

「暴力」は日常生活の中に偏在する。 家庭,学校,社会におけるパワーの乱用が,社会の中の個人としての子どもたちの育ちを阻害 している。またそれは大人たちの日々の生活を反映してもいる。本書では,日常生活,特に対人関係における暴力を見極め,そこからの回復を目指す対応策とその実践を示す。 第1部では,子どもの虐待,配偶者暴力,いじめ,そして非行·犯罪という家庭,学校,社会における暴力の諸相から,関係性における暴力の見えにくい姿を描き出すことを試みている。多くの人々が民主主義の世の中における「暴力」の問題に取り組んでいるのではあるが,ここでつまずきとなるのは,そうした人々でさえ,その職種や対象者によって「分断」されていることである。子どもの虐待に適切な介入をしようと走り回っている人々,配偶者暴力に取り組む人々,学校におけるいじめの問題,非行·犯罪,そして被害者と加害者,一つ一つのことがらだけでも大きすぎるほどの「問題」ではあるが,これらの現象に「対人関係における暴力」&「子どもたちの育ち」という串を刺すと,見えてくるものがあるような気がする。回復あるいは対応策のキーワードは,「分断」から「つながり」へ,「暴力」から「個人の尊厳と共生」へ,であると考えている。第2部では,現在欧米で勢いのある介入方法の中から,「つながり」や「共生」といった価値観と方法論とが認められるものについて,人々や子どもたちの暴力からの回復を目指す対応策として,その理念や方法を紹介している。そして,それがどのように実際に行われているのかを示すのが第3部である。理念は実践されてこそ意味がある。ヴィジョンとアクションは両輪である。「気がする」だけでスタートした本書であり。また始めから「落しどころ」があったわけではなく,それぞれの分野で深い知見を持ち,熱心に実践をされている執筆陣の方々に自由に論じていただいたのであるが,それでいて深いところでそれぞれが共鳴し,問題の輪郭や対応の方向がある程度明確になったと考えている。(「はじめに」より)

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