昭和20年代後半、日本の大動脈である幹線が次第に電化されるのに合わせ開発された旧型電気機関車の最後の形式EF58が今回の鉄道黄金時代シリーズ4回目のターゲットです。この機関車は、東海道本線、そして山陽本線を始め、東北、上越など長距離を走破する花形列車というべき寝台特急や寝台急行などを牽くために生まれてきた当時の電気機関車のサラブレット的存在(蒸気機関車のC62と同じ使命があった)で、続く昭和の長い時代に多くのファンの心を掴んできました。地道に貨物列車を牽く機関車とは違いやはり花形列車の先頭に立つその独特のサイドビューも、その後開発された新型機関車の投入で、その数を減らし、今では保存機関車の4両を除き、現在ではすべて廃車されている現状です。そんな現在の鉄道ファンにも記憶に新しいこの機関車が歩んだ黄金の20年を振り返ってみます。当初茶色の塗色でデビューし、その後特急色、そして晩年の青基調の独特な塗色の変遷やEF58の華やかな時代を時系列で、そしてトピックスで綴っていきます。
EF58"セピア色の流線形"昭和を駆け抜けた旅客用電気機関車の花形EF58 EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。