主人公は都会の片隅のアスファルトの道に、一輪だけで咲いている花。花はそんな環境で咲いていることを人々にほめられながらも、「違う場所で咲きたい」といつも願っていました。ほめられることも、全然うれしくあり
藤谷 優美子