裏千家茶道の稽古を始めて早五年余、新しく仕立てた着物と袴を身に着けて、茶会や茶事に出る機会も増えてきた今日この頃。お茶会では女性の客が圧倒的に多いので、着物を着た男性は「ぜひとも正客に」と乞われて、高
阿部宗正(あべそうせい)