ヤスパースを始めとするハイデルベルク学派のドイツ精神病理学の衣鉢をつぐ,統合失調症理論の金字塔。妄想を部分ではなく全体として捉える本書は,有機力動説におけるもっともすぐれた理論と症例提示を併せ持つ統合
第1部 Winnicottは、精神病水準の不安の在りか、に働きかけます―わたくしの個人史(自己分析を語るさいの危険Dr.X.との精神療法Ella Freeman Sharpeとの、精神療法D.W.W.
エビデンスに基づく心理療法としてその適用範囲を広げ,注目の高まる動機づけ面接の本邦初の解説書。豊富な日本語逐語録を収録し,具体性を持って,そのスピリットを学べる好著である。
1 自己心理学の進歩(自己の精神分析的発達理論自己心理学と健康の概念攻撃性、自己心理学、および健康の概念自己心理学と精神病理の概念境界人格―その構造と分析可能性自己の精神分析と精神療法)2 『自己心理
これは熱っぽい危険な治療実践の記録です。だけど,スッキリした治療技法の底に,このような熱っぽいかかわりが潜んでいる,2つは矛盾なく両立する,いや,2つが互いに支え合ってこそ実効を発揮するのだ。老いを加
「暴力」は日常生活の中に偏在する。 家庭,学校,社会におけるパワーの乱用が,社会の中の個人としての子どもたちの育ちを阻害 している。またそれは大人たちの日々の生活を反映してもいる。本書では,日常生活,
本書は単なる理論や治療技法の解説書ではなく,著者らの治療チームが重症の「登校拒否と家庭内暴力」を伴う子ともたちや家族と共に歩み共に学んできた「治療的実践」の記録と考察であります。/そもそも,治療とはど