原子核物理学は陽子·中性子を主役とする殻模型から始まったが、現在はコンピュータの高性能化と共に、クォークとグルーオンを主役とする記述に迫っている。本書では、大きく変革を遂げようとするこの研究分野の基礎的な考え方を、"大学4年生、大学院修士1年生向けの教科書"として読み手と興味を共有しながら、徐々に説くよう試みた。南部理論による粒子の質量生成機構とパイオンの出現についても分かり易く紹介している。各章の終わりにはその章の印象を挿絵で表現した。楽しみながら勉強してほしい。 ※電子版もシナノブックドットコムにて販売中! (大阪大学出版会HPからもリンクしています)
相対論的多体系としての原子核- 相対論的平均場理論とカイラル対称性 EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。