胃がん標準化学療法の実際:チーム医療としての実地臨床の役割分担

胃がん標準化学療法の実際:チーム医療としての実地臨床の役割分担

作者
山口 研成
出版社
金原出版
语言
日语
装帧
单行本-精装
ISBN
4307101383
重量
299 g
电子书格式
epub,pdf,txt,azw3,mobi,fb2,djvu
下载次数
3032
更新日期
2023-03-22

■推薦のことば 実際の医療の現場においては,全国共通に行われている(普遍的な)医療行為と,その病院独自に行われている(局在的な)行為が混在している。これは,同じ教科書で勉強していても,実際の医療の現場で行う際に,伝承的に行われてきたことが継承されているためといえる。 比較的全国共通して行われていると思われる内視鏡検査においても,各病院で,各大学で独自に行われているものが少なくない。前処置のあるいは観察の方法ですら,各病院で多少の差は見られるものである。このように普通と思って行っていることが,他の施設からみれば,常識的でないことが少なくない。 こういった医療の格差をできるだけ少なくするという目的のもと,ガイドラインが設定されてきた。周知のように,胃がんについては日本胃癌学会においてガイドラインが設定されている。これは,患者が正しい治療選択ができるように,また,医療機関における格差をなくす目的で設定された。 ただ,このような状況下においても,胃がんの化学療法の分野ほど統一されず,各病院でさまざまに行われている治療は他に例を見ない。治療の前提となるがん告知がほとんどなされないままに,抗がん剤の投与がなされている症例も,まだ少なからず見受けられる。がん告知のあり方,抗がん剤の選択,効果判定,その適応の設定,ならびに抗がん剤投与の中止に関してなど,さまざまな事項が独自に行われている。病院において,大学において,この治療の行われ方に大きな差があるというのが現状である。 これは,現在の化学療法が,とくに胃がんにおいてはあくまでも延命的手段にとどまっており,その根治性が全く期待できないからである。しかし,こういう状況の病態においてこそ,統一した基準でデータを集積することが,次への進歩に対する礎となる。また,がん診療における法的整備も進んできており,こういったがん医療において,本書がバイブルとなることを信じている。埼玉県立がんセンター消化器内科 部長 多田 正弘

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