痛みとは、からだの異常を感知する感覚です。単なる感覚ではなく、不快な情動を伴うことによって、警告信号を発信する重要な役割を果します。しかし、からだの異常がないのに、慢性的に続くやっかいな痛みもあります。痛みを抑える治療は古代から試みられ、発展してきました。また、神経科学や分子生物学などの発展により痛みそのものの研究もすすみ、多くのことがわかってきました。本書(上巻)では、痛みの概念にはじまり、痛みに関する研究の歴史、痛みと痛みの抑制のメカニズムを詳しくみていきます。
痛みと鎮痛の基礎知識(上)基礎編 脳は身体の警告信号をどう発信するのか (知りたい!サイエンス) EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。