国立劇場は、平成18年11月に開場40周年を迎えます。本シリーズは貴重な財産である国立劇場上演の台本を、公演時の舞台写真等の資料とあわせて収録した公演の記録集です。台本と資料を同時に見ることで、当時の舞台を頭の中で再現することが出来、言葉と視覚の双方から歌舞伎へのアプローチをはかり、その魅力を伝えます!難解な言葉、台本特有の言い回しには、字句解説を付け初めて歌舞伎の台本を読む方にも理解しやすくなっております。またほぼすべての場面にわたって、デジタル処理により鮮明になった舞台写真や扮装写真(俳優がその役の扮装をして記録用に撮影された写真)、道具帳(大道具製作の基本となるデザイン画)を掲載し、まるで生の舞台を見ているように歌舞伎を楽しむことができます。歌舞伎ファンにとっては懐かしいアルバムであり、またより深く歌舞伎を知る手掛かりとなる1冊です。これから歌舞伎を見る方にとっても、観劇のおもてなしとして、また、読み物としてお楽しみ下さい! "小袖曽我薊色縫""十六夜清心"の通称で上演され続けてきた人気演目の、原作の魅力を網羅した画期的な通し狂言。"小袖曽我薊色縫"は、刹那的とも思える清心と十六夜の悲運のラブストーリーとして愛されてきた作品です。安政六年(1859年)の初演は、大好評にもかかわらず、作者黙阿弥が前々年に実際に起こった江戸城の御金蔵破りを題材に取り上げたことを理由に、幕府から上演禁止令を受けました。以降は長い間見取り狂言としての上演が慣例化していましたが、散逸していた台本の発見もあり、平成十一年に国立劇場の舞台で通し狂言として復活上演し、再評価されました。平成11年4月上演
通し狂言 小袖曽我薊色縫(こそでそがあざみのいろぬい)四幕八場 十六夜清心 EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。