科学技術の進歩は著しいのに、なぜ経営の意思決定の現場は旧態依然としているのだろうか。企業活動は「決算書」に表される、数字というきわめて客観的なモノサシで推し測れる。にもかかわらず、経営の現場では憶測や勘といった主観的な判断が幅をきかせている。本書は、経営の意思決定に科学が成立することを指摘し、企業が数字の世界で構成されていることを正しく認識し、問題点の所在を突き止めるノウハウを紹介する。つまり、決算書を読み込み、キャッシュフローを理解することで、経営の舵取りを行なうのである。数字を創造するのは経営者の理念と情熱であるが、企業を持続的に成長・発展させるには羅針盤のような「合理的意思決定」が必要になる。ひと言でいえば「数字で考える経営」が重要になる。ビジネスマンのみならず、とくに次代を担う中小企業経営者にはぜひとも読んでいただきたい一冊である。
数字に弱い人のための「合理的意思決定」入門―「決算書」から「キャッシュフロー経営」まで EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。