●日本に摂食障害が増え続ける理由 先進国に特有の病気/一九八〇年生まれ以降に摂食障害が急増/ほめられたい子、満足しない親/コンプレックスと親離れの難しさ/親の夢を背負わされる子どもたち/子どもの幸せを追及する親の心が――/モラルが荒廃している学校/家庭でもモラルの荒廃が――/家庭イメージのギャップによるすれ違い/飲酒の習慣の変化/離れた心の救いを外に求める/お互いの実家への依存/癒しを得られない近隣関係に/男性はギャンブル依存に現れやすい ●なぜ摂食障害が発症するのか 摂食障害が発症するメカニズム/どんなことが「心の傷」となるのか/潜伏期の行動と、発症につながる症状/発症から症状が深くなるまで/子どもは親ではなく自分を責める/子どもを追いつめる「不幸せ」な母親/子どもを不安にさせる父親/子どもを不安にさせる父親/なぜ、姉妹の中で発症する子としない子がいるのか ●摂食障害は「生きにくさ」の病気 痩せ過ぎ、太り過ぎは、摂食障害の本質ではない/摂食障害は依存症の一つ/自覚しにくい無益なこだわり/自傷行為/被害感情/睡眠障害/自我の欠落/集中力の欠如/学業·仕事が続かない/モラルの低下、欠落/感情の喪失/引きこもり/うつ病、統合失調症へ/男性依存、風俗店へ/自殺願望/女性たちが体験した摂食障害の症状とは ◆体験談1 拒食も、運動も、止められない/入院治療では……/大学もアルバイトも続かない/過食嘔吐、万引き、母への依存 ◆体験談2 拒食症に気付かなかった/過食嘔吐から不登校へ/母がいなければ生きていけない/盗みと男性依存/生き地獄から生還して ●摂食障害はどこをどう回復させるのか 理解する」「理解される」それが癒しの第一歩/生きる希望を持つには/拒食、過食の衝動から解放する/ストレスをなくす/体力の回復は三か月単位で/認知の歪みを解消させる/自分の心は、他の人の心を映し鏡にして見る/キャッチボールで他者との関係を学ぶ/自己否定、被害感情と、自信過剰、過大評価/カードゲームで集中力を養う/傷に解決を与える/挫折体験に解決を得る/「依存」「こだわり」を消す/小さな成功体験を重ねる/実力に見合った目標を持つ/「親の心」から離れたところで、心の原点を作る ●なのはなファミリーを卒業して
"食べない心"と"親の心" 摂食障害から回復、自律する女性たち EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。