アトリエ·ワンにとって、共同体と都市空間、小さなスケールの住宅と大きなスケールの街をつなぐものは何か。30年におよぶ活動の上に、いま彼らは"コモナリティ"(共有性)のデザインの重要性を位置づけます。"コモナリティ"のデザインとは、建築や場所のデザインをとおして、人々がスキルを伴って共有するさまざまなふるまいを積極的に引き出し、それに満たされる空間をつくりだすことです。 本書では、アトリエ·ワンの"コモナリティ"をめぐるさまざまな思考と作品を紹介します。 世界各地で出会ったコモナリティ·スペースの収集と分析、建築·思想書の再読、また芸術創造、歴史、社会哲学論の観点から"コモナリティ"を考える3つの対話も収録。アトリエ·ワンによる都市的ふるまいや文化的コンテクストを空間に反映させる実験的なインターフェイスである《みやしたこうえん》、《北本駅西口駅前広場改修計画》、《BMWグッゲンハイム·ラボ·ニューヨーク》、《同·ベルリン》、《同·ムンバイ》、《カカアコ·アゴラ》も解説とともに掲載。
アトリエ·ワン コモナリティーズ ふるまいの生産 EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。