「茶人の刀」といわれる茶杓は、古来作者の人格や時代性が表れるとともに多くの見所があり、近代は、数寄者たちが自らがすすんで茶杓を削った時代で、まさにその人となりが伝わってくる杓が多く、茶杓の歴史を語る上にも重要な時代です。本書は、『淡交』誌上(平成1819年)で連載した「近代の茶杓」に加筆修正を行い、新原稿・新出資料も加え、より充実した内容となる、実作者でもある著者が精力を注いだ、未開拓の近代茶杓の研究書です。
近代の茶杓―数寄者たちの優美な手すさび EPUB, PDF, TXT, AZW3, MOBI, FB2, DjVu, Kindle电子书免费下载。