分裂病のはじまり 妄想のゲシュタルト分析の試み

分裂病のはじまり 妄想のゲシュタルト分析の試み

作者
クラウス•コンラート
出版社
岩崎学術出版社
语言
日语
装帧
单行本-精装
ISBN
4753394018
重量
748 g
电子书格式
epub,pdf,txt,azw3,mobi,fb2,djvu
下载次数
6971
更新日期
2023-06-07

ヤスパースを始めとするハイデルベルク学派のドイツ精神病理学の衣鉢をつぐ,統合失調症理論の金字塔。妄想を部分ではなく全体として捉える本書は,有機力動説におけるもっともすぐれた理論と症例提示を併せ持つ統合失調症学である。 ――多くの臨床家に読み継がれてきた「幻の名著」翻訳の決定版。 本書は,Klaus Conrad著「Die beginnende Schizophrenie―Versuch einer Gestaltanalyse des Wahns―」(George Thieme Verlag·Stuttgart初版1958年,第二版1966年)第二版の全訳である。同書には「非分裂病性妄想の諸形態についての瞥見」,「セシュエーの症例ルネについて」の二つの補遺がある。それに加えて,器質性精神病から内因性精神病までを一元的に捉えるコンラートの精神医学観を見通すのに重要な,症候性精神病に関する論文「Die symptomatischen Psychosen」(Psychiatrie der Gegenwart,第二版,第二巻―2所蔵 一―七十頁,Springer Verlag,1972年)の要約も併せ採択した。(「訳者あとがき」より) 本書は、ヤスパースとハイデルベルグ学派の精神病理学(ヴィルマンス、グルーレ、クルト·シュナイダー、マイヤー=グロース、ビュルガー=プリンツなど)を引き継ぐものである。彼らの精神病理学総論研究は偉大な過去を持ちながら現在の成果はまだわずかといわざるをえない。その衣鉢をそのまま継ぐわけであるが、新しい所見も多く得られるであろう。われわれが試みるのは、希望に満ちた門出をしながらあまりも早く行き詰まってしまった彼らの作業に、新しい道具をを用いて取り掛かることだからである。せっかく多くの期待が寄せられていたのに、彼らの方法が前進しなかったのはなぜか、その理由はわれわれにはわかっている。この停滞は一般に認識されていないようである。それどころか、精神病理学研究は終局点に達し、丘は切り開かれ、鉱脈も掘り尽くされた(クルト·シュナイダー)という意見さえある。しかし、私の考えでは、それは当時唯一の存在であったヴィルヘルム·ヴントの心理学のせいであった。ヴント心理学の最終目標は心的なものを基本諸要素と諸機能とに解体することにあった。はたしてこのような方法で、妄想問題を把握できるのであろうか。妄想をかくかくしかじかの「心的機能」の障害として理解しようとするとたちまち、妄想の本質は雲散霧消してしまう。周知のごとく、たとえば水滴についても、同じことがいえるのではないだろうか。(「まえがき」より抜粋)

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